脱毛症(ハゲ)への対処方法:人工毛移植手術の問題点
現在の医学では、自毛移植手術が脱毛症の最終的解決手段と
考えられるが、以下のような問題点がある。
■費用が高額
移植毛の株分けや、移植箇所への植え込みには、特別な訓練を
積んだ医師と看護士のチームが必要であり、人件費からして高額
にならざるを得ない。
また病気の治療ではないため健康保険は適用されず、全額自己
負担の自由診療になる。
しかし一旦手術をすればそれ以降の出費は一切ないため、長期的
に見るとかつらや増毛よりも割安であると言われている。
■頭皮に傷がつく
移植元の頭皮はドナーを切除した後に縫合し、移植先の頭皮には
器具で穴をあけてグラフトを挿入する。
つまり刃物で頭皮を傷つけるので、ドナーを切除した箇所は線状
痕に、グラフトを挿入した箇所は凸凹になる。
手術技術が向上したため、見た目にもわかるほどの傷や凸凹が
できることはなくなったが、触れば判る程度の凸凹ができることは
避けられない。
このため、頭垢がたまりやすくなる、スキンヘッドにはできなくなる、
といった問題がある。
手術可能な毛髪量が限られるドナーを切除した箇所は縫合する
ため、ドナーを取りすぎると頭皮が突っ張ってしまう。
ドナーにできる毛髪量は体質によって異なるが、生涯で約1万2千本
と言われている。
全禿げや、禿が非常に広い場合には適用できない。
なお、費用以外の問題は、幹細胞培養による毛髪のクローニング
が実用化されれば解決されると言われている。
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